泊
ホテル晴明荘
晴明荘は白樺湖湖畔に佇む絶景の宿です。目の前には蒼く輝く白樺湖、夜には降るような満点の星空。お部屋やレストランから大自然の絶景をお楽しみください。四季折々の白樺湖を一望できる露天風呂や大浴場も魅力的。宿泊、観光、スキーの拠点としてもご利用いただけます。広々とした和室を1名様でも団体様でもご利用ください。
長野県茅野市
北山3419-1
泊
山だとか植物だとか季節だとかも含め全ての根幹は水というふうに考えれば私たちもそこから始まっていて。
そういう意味での親水性というものを大切にしなくてはいけないよねと思いいつも感謝して仕事をしています。白樺湖は私にとってそういう存在です。
ここはちょっと湖フロントっていうよりかはもうちょっと中に入っているので、一軒宿のような静かなイメージで、高台から湖を見下ろす感じの宿ですね。だから静かだし、でも湖から遠いわけではなくて車も通らないので、静寂が味わえます。学校の団体や、体験をやってくださるお客さんが多いので、そういう人たちが貸切でも使えるような宿として、森の中で環境を生かしてやってます。今の季節は紅葉したツタウルシの美しい写真が撮れるのが魅力ですね。
湖との関係もちょうど良い。例えば鳥なんかも、そこに餌を用意しておくと食べに来たりとか。シジュウカラやヤマゲラや山鳩がきますよ。山鳩は大型なので来るとみんな逃げちゃいますけどね(笑)
私は「親水性」ということをよく考えます。白樺湖はもちろん象徴的な存在ですけど、元は農業用水のために作られた人造湖でした。それが今では観光と農業どちらも担ってるってこと自体が非常に大事な湖なので、観光だけでは語れないところがありますね。自然環境と産業が融合している地域で、私達はそれで生計を立てさせてもらってます。山だとか植物だとか季節だとかも含めて、すべての根幹は水というふうに考えれば、私たちもそこから始まっていて。そういう意味での親水性というものを大切にしなくてはいけないよねと思っていつも感謝して仕事をしていると。白樺湖は私にとってそういう存在です。
好きな季節は、梅雨前の新緑の季節。カラマツがまず先に芽が出てきます。それが増えて、そしてだんだんだんだん枯野の色が変わっていく、その時期が好きですね。12月から3月までをウィンターシーズンと呼んでますけど、それが明けてこれから夏を迎える。暑い夏に向かっていくちょっと手前、そのシーズンが一番植物も生きている感じがしますね。生命を感じるというかそういう意味で、春が好きですね。
宿の予約にしても観光にしても、いろいろ便利にはなってきていますが、画面の向こうには人がいて、その人の生活や楽しみがあって、ってことを大事にしていきたい。そういう対応や、そういう地域になったらいいなと思いますね。
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