私たちは移住組で・・・当時、子育て世代でもありペンション経営ありきで白樺湖に来ました。幼な子の育児と同時進行の、全国的にメジャーな白樺湖でのペンション経営は大変でした。忙しかったですね。いろいろと。自分たちが白樺湖でゆったりのんびりなんてできませんでしたね（笑）。でも、同じ経営者の先輩方や子育て世代の仲間たちには本当に助けられました。そういうステキな人たちが白樺湖にはいますね（笑）。今、子育て世代の若い人たちを見ると懐かしく思い出します。今では、ちょっとは時間の余裕ができてウィンタースポーツだったり自転車に乗ったり、日中は自家菜園の畑で野菜を作ったり・・・宿をやりながら自分たちのやりたいことをやって白樺湖を楽しんでいます。昔とは違う意味であっという間に1年が過ぎていきます（笑）。そんな生活の中で、たくさんのお客様との出会いを通じて、勉強させてもらったり、励みになったり・・・楽しい日々を送らせていただいています。


ペンション自体は前のオーナーから引き継いだんですけど、装飾品や照明は自分たちの好きなものを集めてちょっとずつ変えたり、日曜大工でリフォームしたりしています。
外には薪が雑多に積んであるんで、散らかってると思われるかもしれないんですけど（笑）それは僕らのライフスタイルなんです。冬の暖に欠かせない薪ストーブの薪と一年中たたかっている。『工事現場みたいだから何とかしてー！（怒）』ってカミさんに言われてますけど、これも僕のライフワークなんですよね（笑）。ペンションは、その宿ごとのカラーがあると思うし、ペンションって個性が大事だと思ってるんで、そういうところに"らしさ"が出るんだろうなって思ってます。こういうありのままの『うち』の白樺湖での生活でも共感してくれて、好きでいてくれるお客さんが来てくれています。本当にありがたいことです。


今後もっと移住してくる方も増えてくると思うんですけど、地域づくりもみんなで一緒にしていけるような仲間が増えてくれたら嬉しいですね。個性を活かした理想の暮らしをしつつ、住民としてという気持ちで仲間になってもらって、この場所を一緒につくっていけたら最高ですよね。

好きな季節は、四季すべてですね。
朝は特別ですね。その時間帯はやっぱり綺麗。風がない早朝は湖面に対岸の景色が映ったりとか。晴天率も高く、空気も澄んでいるので彩雲の夕陽や青空が湖面に映る『白樺湖ブルー』は圧巻。夏の日中も、世間がものすごく暑いシーズンでも木陰に入ればベタベタすることもなく、高原独特な天然クーラーで過ごしやすいです。
湖畔のジョギングロードでは、夜、時間があるときに走ったり歩いたりしてます。健康のためですけど（笑）


お客様の『いいところですねー！』という言葉を聞くとうれしくなります。
いまだに新しい発見もあります。『お気に入りの場所』を見つけて、通ってくれたら嬉しいです。